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季節の便り

2024年10月24日

北信州の紅葉。[紅葉]

2024.10月

残暑厳しい日々が続いていましたが
やっと秋の訪れが来たみたいです。

野沢温泉は朝晩の冷え込みが強くなり
山々の木々が色づいてきました。

今回は長野県須坂市にある「米子大瀑布」の
素晴らしい雄大な滝と紅葉を紹介します。

滝の場所は標高1500m位、駐車場までは
細く険しい道が続き、秘境といった場所です。
 
 
駐車場(標高1300m)をスタート。
 
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清流にかかる「熊野権現橋」を渡ります。
 
 
最初は不動滝(落差89m)

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紅葉に映えて、きれいですね。
 
 
山道を登って行くと米子川にかかる
吊り橋「奥万橋」を渡り、上へ上へ。

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不動滝は滝の間近まで行けます。
 
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凄い迫力!
風が吹いて霧状になびき、冷たくて寒いですね。
 
古くから修験者の「みそぎの場」として知られ
今でも滝に打たれる行者の姿が見られるそうです。
 
 
 
続いて権現滝(落差82m)
 
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こちらは轟音とともに直線的に滝つぼへ落ちていき
迫力満点です。
 
 
 
山道を抜けて広い所へ出てくると...。
 
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左に権現滝、右は不動滝。
 
 
日本の滝百選の標柱(標高1480m)
 
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ここはフォトスポットで有名みたい。
 
車道がありますが、もちろん許可車のみです。
 
 
虹がかかっているかな?
 
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虹の奥、根子岳方面はうっすらと雪が?
 
本当に寒いです。
 
 
 
少し歩くと広い台地。
 
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この台地には硫黄などを産出する米子鉱山が
あったそうです。
 
全盛期には、この山奥に約1,500人が暮らしていて
診療所や学校もあり、現在の須坂駅まで物資運搬用の
索道も走っていました。
 
 
知りませんでした。ちょっとびっくり。
 
 
最後に素晴らしい滝と紅葉の一枚。
 
 
不動滝
 
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権現滝
 
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この米子大瀑布は、NHK大河ドラマ「真田丸」の
オープニング映像に使用されたことから、特に有名に
なりました。
 
 
秘境の滝と紅葉、おすすめです。

2024年08月29日

千畳敷カールから空木岳へ②[雪・山・スキー、ボード]

2024.8月

前日、千畳敷カールを出発して稜線を縦走。

木曽殿越の木曽殿山荘に宿泊しました。
 
 
残念なことに夜中から雨が続き、
朝になってもやまない最悪な状況。

当初の予定を変更して(頂上からの御来光は...×)
朝5時30分山小屋を出発します。
 
 
急な登山道は雨に濡れて滑りやすいので
慎重に登ります。

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上方を見ても視界は悪く、どこまで登ったのか
わかりません。
  
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山小屋から一気に370m登り、山頂(標高2863m)へ
着きました!

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なかなかの急勾配と鎖場、岩々の登山道でしたが
無事に到着して一安心です。
 
 
山頂で休憩していると...

風が吹いててきて...

みるみるうちに晴れてきました!
 
 
まさか?
すごい幸運、ラッキー!

山頂には我々4人と単独登山の方だけ、早く出発した人達は
すでに下山しているようです。
 
 
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もくもくと湧き上がる雲、頂上直下の空木駒峰ヒュッテが
見えます。

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見渡す限りの素晴らしい眺望です。
 
 
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名残惜しいですが、下山しましょう。
 
 
カール状に開けた北側は歩きやすく、岩々だった登りとは
全く違います。

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山頂付近は、特徴のある大岩や巨岩がごろごろ。

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遠く、昨日の縦走ルート方面が...
 
 
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真ん中の尖った山は宝剣岳。
 
 
歩いてきた稜線が見えます。

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アップダウンが続く、長ーい道のりでしたね。
 
 
有名な巨岩「駒石」(標高2646m)

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私たちと比べると本当にでかい石です。
 
 
そろそろ樹林帯が近づいてきました。

空木岳は見納めです。

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この先、急坂や道迷いしやすい箇所、
小地獄・大地獄という名前の難所を通って
下山します。
 
 
林道終点です。

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駐車場まで、あと少し。


本日の活動時間
7時間59分

距離
10.9km

のぼり/くだり(累積)
445/2017m

なかなかハードな山行でしたね。
 
 
雨で諦めていた
空木岳山頂の眺望を見ることができて、
本当に幸運でした。
 
 
千畳敷カール→檜尾岳→木曽殿越→空木岳。
中央アルプスの素晴らしい縦走です。

2024年08月28日

千畳敷カールから空木岳へ①[雪・山・スキー、ボード]

2024.8月

野沢温泉を夜中に出発。

長野県駒ケ根市の菅の台バスセンターへ駐車。

バスに乗換え、駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷カールに
朝7時に到着。

今回の山行は、千畳敷カールから空木岳へ縦走です。
 
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まずは千畳敷駅をスタート、極楽平へ登山開始です。

標高は2600mオーバーなのに暑い!
だけど、朝の雲海は最高です。

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極楽平です。ここの眺望は素晴らしいですね。

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宝剣岳の立派な山容。

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遠くの雲間に御嶽山。

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縦走を始めて、島田娘に到着。

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「島田娘」とは、一帯に残雪する雪渓の形が島田まげを結った娘に
似ていることからついた名前みたいです。
 
 
ゆるくアップダウンする稜線歩きが続きます。

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晴天だったのに天候が怪しくなってきました。

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雲の中というか霧の中を、ひたすら歩きます。
 
 
檜尾岳山頂。

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檜尾避難小屋。

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まだまだ先は長いですね。
 
 
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標高2700m位を歩いているので寒くなってきました。
風が冷たく感じます。
 
 
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急な登りが続き、かなり疲れてきました。
 
 
熊沢岳山頂。

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急な岩場は、慎重に慎重に。

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東川岳山頂。

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ここまで来ると空木岳が見えてきました。

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東川岳を越えてから木曽殿越まで180m下ります。

明日は、空木岳のてっぺんまで一気に370mの登り!

きついなぁ...。
 
 
下る途中、急に天候が回復してきました。
 
 
空木岳!

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かっこいい山ですね。
まさか、こんなに眺望が開けるとは。

本当にラッキーですね。
 
 
山小屋に到着。標高は2500m位。

今日は木曽殿山荘にお世話になります。

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本日の活動時間
8時間3分

距離
7.4km

のぼり/くだり(累積)
794/946m

本当に疲れましたね。

縦走中は、何とか合羽は着なくてよくて
雷も大丈夫でした。

山小屋でゆっくり休んで明日に備えましょう。

2024年07月20日

涼しげな写真。[風景]

2024.7月

大雨の続いた梅雨空から、いきなりの猛暑。

野沢温泉でも暑い日が続いています。

さすがに35℃オーバーにはなりませんが...
 
 
ちょっと涼しい感じの写真があったので
ご覧ください。
 
 
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仙丈ヶ岳からの御来光
 
右側の高い山が北岳、奥には富士山
 
 
 
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早朝の鹿島槍ヶ岳から雲海と稜線

真ん中の三つのピークは爺が岳、針ノ木岳は雲の中
遠くに槍ヶ岳と穂高連峰
 
 
 
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快晴の苗場山、水一杯の池塘

初夏の豊富な雪解け水
 
 
 
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小蓮華山登山道から白馬岳

残雪が残る峰々、奥に見える立山連峰
 
 
 
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火打山、池塘に写る火打山

豪雪で有名、穏やかな山容
 
 
 
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別山から剱岳

穏やかなカール、岩と雪、急峻な山
 
 
 
美しい山々ですね。

涼しげな写真でした。

2024年06月29日

熊さんの朝食後?[山の幸]

2024.6月

野沢温泉の奥山は「根曲がり竹の子」の
最盛期。

一年の短い間しか採れないので、今がチャンスと
大勢の皆さんが山へ入っています。
 
 
私も友人と一緒に奥山へ。

山の斜面を登り、竹やぶの中にこんなものが
散らかっていました。
 
 
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これは何だ?
 
 
少し上の方を見てみると...

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やっぱり竹の子を食べた後だ。
 
 
上へ上へ食べ散らかした跡が続いています。

状況から推測すると、熊が食べた後?
 
 
近くには熊のフン、獣臭い匂いもします。
 
何とも言えない唸り声も聞こえます。
 
 
さっきまで熊がいた気配を感じ、熊鈴を鳴らしながら
斜面を下りました。
 
彼らの朝食を邪魔してしまったみたいです。
 
 
怖い場所を離れて竹の子を採りましょう。
 
今日の収穫はこんな感じです。

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雨が降らないせいか、ちょっと固めかな?
 
 
 
いつものように、皮をむき節を抜いてから
源泉「麻釜」で軽く茹でます。

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保存用にビン詰や缶詰にします。
 
 
 
久しぶりに竹やぶの中で熊の存在を感じました。

熊鈴やラジオの音で逃げていったと思います。