野沢温泉は、自然湧出した源泉が熱いことで有名ですが、外湯(共同浴場)でも
高い湯温を保っています。
これは「中尾の湯」に引湯した源泉を、2つに分けた湯船へ分ける器具です。
中尾地区の方の「手作り」です。本当に感謝です。
手前は「プロフェッショナル・熱い湯」、広い奥側は「ビギナー・少し熱い湯」。
緑のホースとその横に見える蛇口は「冷泉」です。
村内で湧き出た(温かくない温泉)「冷泉」を入れて湯温を下げます。
水道水で、温泉成分が薄くならないように有効利用しています。
「冷泉」を入れ、手前側の湯船と奥側の湯船へ、源泉の量を調節します。
温泉の効能を保ちながら、湯温を調整するのは難しいことですね。