季節の便り | 山の幸
2019年06月30日
「根曲竹」の竹の子。[山の幸]
2019.6月
野沢温泉では6月に入ると、竹の子の
話題で持ち切りです。
温泉へ行って...。
「山へ行ってきた?」「竹の子どう?」
「全然小さくてダメ」「まだ沢には雪があるし」
こんな感じです。
みんな竹の子が、楽しみで楽しみで。しょうがないんです。
私も6月中旬から下旬にかけて、竹の子採りへ
いってきました。
一回目
二回目
三回目
時期的には遅い感じです。
他の人が採った後で、上物はあまり残って
いませんでした。
個人的に今年は当たり年!!
新しい山菜リュックが大活躍です。
山から戻って、竹の子の皮むきと節ぬきです。
これが一仕事。
柔らかくて美味しそうですね。
源泉の「麻釜」へ。
野沢温泉の6月から7月は竹の子の季節。
みんな楽しみにしているのです。
今晩は定番の「竹の子汁」
もちろん、サバの水煮缶で作ります。
2018年06月17日
今年も竹の子採りに行ってきました。[山の幸]
2018.6/16
竹の子採りの季節がやってきました。
ですが、今年は大問題が発生!
野沢のやまびこゲレンデ付近から奥は、林道の
土砂崩落で通行止めなんです。
やまびこの道路ゲートが閉じられていて、奥山には
入れない状況に...。
竹の子ポイントは人それぞれありますが、皆が困った状況に
なっています。
救済措置というか、6/8頃から10日間ほど木島平側のカヤノ平
高原ゲートを開けて入山が可能になりましたが、一部区間のみです。
この状況下、一部の山へ大勢の人が殺到して大騒ぎ。
まさに早い者勝ち...。
ということで、朝4時出発で山へ。
今日の収穫です。運よく良いポイントへ行けましたね。
時期が早いかもと心配でしたが、十分に採れました。
出始めの小さい竹の子が一杯ありましたが、明日で
ゲートは閉鎖。
あと数日すれば沢山採れるのに...。
残念ですが、しょうがないですね。
皮をむいて節をぬき、柔らかい部分の竹の子を
源泉の麻釜で軽く茹でます。
野沢弁で言うところの「竹の子を殺す」。
物騒な言い方ですが、温泉で茹でることで
風味が増して美味しくなるんですよ。
隣のおじさん(地元の人)は、かごに入れて茹でて
いました。
このやり方は初めて見ました。ちょっとびっくりです。
茹でた後は、水でしっかりと冷やしてから加工工場へ。
保存用にびん詰めや缶詰にします。
今年の初物だから、何の料理にしましょうか?
夕食は、サバ缶の竹の子汁と玉子とじで旬の味を
楽しみます。
藪こぎで重労働な竹の子採りですが、
とっても美味しいので苦労も吹っ飛びますね。
2018年04月30日
春の山菜「こごみ」。[山の幸]
2017年07月13日
毛無山の竹の子。[山の幸]
2017.7/8
毛無山山頂付近の竹の子は、一番遅く出ると
言われています。
今シーズンは雪が多く、春先の低温傾向から
竹の子がなかなか出てきませんでした。
やっと標高1,600m付近の頂上直下、今年最後の
竹の子採りです。
奥山の竹の子は、柔らかく最高の美味しさ。
朝5:00出発。気合を入れて行きましょう。
今日の収穫です。
前日か?他の人に先に採られていましたが、
まあまあの量です。
竹の子は、一般的に太くて赤みがかったものが
上物。まさにこんな感じです。
野沢の山の竹の子は、真ん中に穴が開いていないのが
特徴です。
同じ種類の竹の子でも、志賀高原の竹の子は穴が開いて
います。
植生の違いなのかどうか、不思議ですね。
大きくて太く、虫食いも少なくて、今年最後の収穫は
上出来です。
麻釜へ行って茹でましょう。
どうですか?美味しそうですね。
竹の子は、旬の山菜の王様といっても過言では
ないでしょう。
また、来年がんばります。
2017年06月25日
やっと、竹の子が採れました。[山の幸]
2017.6月
野沢温泉の春は山菜がお楽しみ。
そして、6月といえば「根曲がり竹の竹の子」。
サバ缶を入れた竹の子汁は、北信州では有名な
ごちそうです。
今年の春は寒くて雪解けが遅く、6月に入っても
雪が残り、全く竹の子が出ません!!
ですが、やっと6月下旬に入り、竹の子が採れ始めました。
今日の収穫です。
朝4:30に家を出発。
竹藪の中を探し回って、やっとこれだけです。
まだ、最盛期には早いようですね。本当に疲れました。
早速、竹の子をむきましょう。
竹の子の節を抜いたら「麻釜」へ。
皆さん、この時期の山菜を茹でていますね。
昔から我が家は、玉ねぎの袋に入れて茹でるんですよ。
温泉へ3分ちょっと入れてから、冷水でよーく冷まします。
今日の夕食は、サバ缶の竹の子汁と竹の子の玉子とじ。
やっぱり旬の食材は美味しいですね~。
残りの竹の子は、業者に頼んで缶詰にします。
温泉で茹でてから加工すると、一味違うようです。